Premier League

UEFAランキングとイングランドのヨーロッパリーグ事情

2015-16シーズンもUEFAチャンピオンズリーグの日程が順調に進行していますが、イングランドにとっては成績があまり良くない状態に

このままだと、3位争いをしているUEFAランキングでイタリアに抜かれてしまって、チャンピオンズリーグの出場枠を一つ失いかねません。

ただ、UEFAランキングは、チャンピオンズリーグの成績だけではなく、ヨーロッパリーグの成績も加味されて計算されています。

これは「foot!」でベン・メイブリーさんがおっしゃっていたことなんですが、なるほどな~と思ったので備忘録的にまとめてみました。

 

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UEFAランキングの計算方法

 

UEFAランキングには、クラブランキングとカントリーランキングがあります。

クラブランキングは、チャンピオンズリーグ(以下CL)やヨーロッパリーグ(以下EL)で、グループリーグのポット分けをするために使います。

カントリーランキングは、各リーグごとのランキングで、これによってCLとELの出場枠が決められています。

今回取り上げるのが、カントリーランキング

 

計算方法は、次のようになっています。

まず、マッチポイントボーナスポイントの2種類があります。

マッチポイントは、本選に出場したチームの結果に応じて獲得できるポイント。

勝利・・・2ポイント

引き分け・・・1ポイント

負け・・・0ポイント

ちなみに、予選やプレーオフではポイントが半分になります。

 

ボーナスポイントは、CLでグループステージに出場すれば、4ポイント、決勝トーナメント進出で5ポイント獲得でき、ベスト8以降は1ポイントずつ加算されます。

ELのボーナスポイントは、ベスト8以降に勝ち進んでいけば、1ポイントずつ加算されます。

最後に、各リーグごとの出場チームが獲得したポイントを合計し、CLとELに出場したチーム数の合計で割り、平均値を出します。

この平均値が、そのシーズンのカントリーランキングになります。

そして、過去5シーズンの合計をもとに、CLとELの出場枠が決定される仕組みになっています。

 

UEFAランキングの計算方法をみてみるとCLの方がウェイトが高いんです。

でも、ELでもがんばらないとポイントをロスしてしまい、最終的なUEFAランキングに大きく影響してしまうんです。

 

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イングランドのヨーロッパリーグ事情

 

それは分かっているんだけど、プレミアリーグのチームはELで早々と敗退してしまうという印象。

というわけで、過去5シーズンのプレミアリーグの成績を調べてみることにしました。

()内の順位はそのシーズンのプレミアリーグの順位です。

プレミアリーグ過去5シーズンのヨーロッパリーグ成績

2014-15

ハル・シティ(18位) プレーオフ敗退

トッテナム(5位) 3勝2分1敗 2位→ラウンド32敗退

エヴァートン(11位) 3勝2分1敗 1位→ラウンド16敗退

リヴァプール(6位) CL3位→ラウンド32敗退

 

2013ー14

ウィガン(2部5位) 1勝2分3敗 グループステージ敗退

トッテナム(6位) 6勝 1位→ラウンド16敗退

スウォンジー(12位) 2勝2分2敗 2位→ラウンド32敗退

 

2012-13

リヴァプール(7位) 3勝1分2敗 1位→ラウンド32敗退

ニューカッスル(16位) 2勝3分1敗 2位→準々決勝敗退

トッテナム(5位) 2勝4分 2位→ラウンド16敗退

チェルシー(3位) CL3位→優勝

 

2011-12

トッテナム(4位) 3勝1分2敗 3位 グループステージ敗退

ストーク・シティ(14位) 3勝2分1敗 2位→ラウンド32敗退

バーミンガム・シティ(2部4位) 3勝1分2敗 3位 グループステージ敗退

フラム(9位) 2勝2分2敗 3位 グループステージ敗退

マンチェスター・シティ(優勝) CL3位→ラウンド16敗退

マンチェスター・ユナイテッド(2位) CL3位→ラウンド16敗退

 

2010ー11

マンチェスター・シティ(3位) 3勝2分1敗 1位→ラウンド16敗退

リヴァプール(6位) 2勝4分 1位→ラウンド16敗退

アストン・ヴィラ(9位) プレーオフ敗退

 

プレミアリーグ勢がヨーロッパリーグで敗退する理由

5シーズンの成績を調べてみましたが、やはり厳しいというのが第一印象。

グループステージは頑張っているけど、トーナメントに進出すると、ほとんどがラウンド16以下で敗退していました。

チェルシーだけが過去5シーズンでUEFAランキングにCLでもELでも貢献していました。

 

敗退してしまう理由は、2つあると思います。

 

ELトーナメントとプレミアリーグの日程が厳しいことが第1の理由でしょう。

3月あたりにあるとプレミアリーグは順位争いが激しくなり、ELに力を入れることができません。

例えば、トッテナムは毎シーズンELの常連みたいになっていますが、本来はCLを狙っているチーム。

なので、ELよりもプレミアリーグで順位を上げることが優先度が高くなってしまいます。

 

もう一つは、そもそもELに対するモチベーションがないことも理由かもしれません。

ELはプレミアリーグのチームにとっては、賞金的な魅力はあまりありません。

プレミアリーグの方が正直いって儲かるので、ELには熱が入らないと思います。

 

UEFAランキングのためにもELで、がんばれるような対策は必要なのかもしれません。

でも、プレミアリーグの賞金額は、他のリーグを圧倒しているので、ヨーロッパの舞台よりもリーグ戦という思いが強いのは当然だと思いますが・・・

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