バルセロナのセルジロベルトはラテラル(サイドバック)としての評価が上がっています。
右サイドバックで覚醒ともいわれていますが、やはりセントロ(ミッドフィルダー)でもいい動きをしています。
そう思ったのが、ラージョとの試合でした。
今回は、セルジロベルトの最適なポジションについて語ってみたいと思います。
[ad#kiji1]
セルジロベルトのセントロ!
インターナショナルマッチウィークが終わり、2週間ぶりにリーガされ、バルセロナはラージョと対戦。
2015-16 バルセロナ対ラージョ
この試合で、セルジロベルトは4-3-3の2列目の左のポジションで起用されました。
ちなみに、一つ前のセビージャ戦では、ブスケツでした。
イニエスタがいれば問題ないのですが、現在怪我で欠場しており、ルイスエンリケ監督は代わりの選手をどう起用するのか?まだ決めかねていいることが分かります。
実際に、2列目でも、少し下がったところでプレーするのが得意な選手なので、セビージャ戦のブスケツは本来の動きではありませんでした。
そこで、今回はセビージャ戦では、右サイドバックだったセルジロベルトを中盤で起用したわけです。
セルジロベルトとってはここが本来のポジションなので、やはりいい動きをみせてくれました。
セルジロベルトが、自分でボールを前に運ぶ動きは特に良かったです。
試合が始まってすぐ、セルジロベルトがボールを運びながら、後ろからきたネイマールにボールを預けるシーンも。
ネイマールは一気にゴール前に迫ることができました。
それから、センタサークル後方から、ラージョのディフェンスラインの裏へ出すパスもありました。
前半、6分のプレーでしたが、このパスが綺麗に左サイドにラキティッチへ通りました。
ラキティッチはフリーでボールをもらうとキーパーと1対1になりましたが、得点にはならず。
ラージョは基本的にディフェンスラインが高いので、セルジロベルトは裏を狙っていました。
守りもいいところがありました。
ラージョのショートコーナーでのパスミスからボールを奪ったのが、セルジロベルトでした。
ここからカウンターへとつながることもありました。
セルジロベルトの中盤での動きをみていていると、左サイドのネイマールとの連携が良かったです。
2人のパスのやりとりでゴール前に迫る動きが何度かありました。
ネイマールからパスをもらって、ペナルティアークから放ったシュートは、左足のインサイドでギリギリのコースを狙っていてセンスがあるプレーでした。
この試合はラージョのゴールキーパーのトーニョの好セーブが続いていたので、アンラッキーだったのかな?
幅広くバルセロナの中盤を動き回っていたし、運動量もあるし、中盤のセルジロベルトも評価はあがるなと思ったラージョとの試合でした。
[ad#kiji1]
最適なポジションはどこ?
セビージャ戦でみたセルジロベルトは、右サイドバックでもいい動きでした。
セルジロベルトには、ボールを前に運べる推進力があるので、ミッドフィルダーでもサイドバックでもできるのでしょう。
とはいっても、セルジロベルトの最適なポジションは、やはりセントロ(ミッドフィルダー)です。
ラージョ戦をみて確信しました。
でも、イニエスタが戻ってきたら、このポジションは今は無理。
今のバルセロナの中盤の構成は、イニエスタ、ブスケツ、ラキティッチがベスト。
なので、そのときはセルジロベルトが右サイドバックで出場することになるでしょう。
右サイドバックには、ダニアウベスがいますが、イニエスタと競争するよりも勝てる(=レギュラーになる)可能性は高いはず。
しばらくは、右サイドバックでプレーして、そのうちセントロとして、起用されるときがくるでしょう。
もし、ダニアウベスに勝てなくても、今のバルセロナにとって、セルジロベルトはユーティリティプレーヤーとして貴重な存在なのは間違いないです。
[ad#kiji1]