サッカーが上達するためには、幼い頃からサッカースクールに通わせたり、専門のコーチをつけて練習という方法が最適でしょう。
しかし、誰もがそんなことができるか?といえば、ほとんどの子供ができないのも事実。
そんなときに、子供がサッカーを上手くなるためにはこの方法がいいんじゃないのかと思ったことがありました。
[ad#kiji1]
子供のサッカーが上達するため方法
子供がサッカーを上手くなるために最適な方法は、年上の子供たちと一緒にサッカーをすることです。
年上の子供は、体格的にも体力的にも差があるし、あなたの子供と比べるとサッカーがうまいです。
そんな中に入ってサッカーをやれば、ボールも持たせてもらえないし、ボールをキープできたとしても簡単に奪われてしまいます。
そこで、あなたの子供は、どうしたらボールを奪われなくなるか?とかどうしたら年上相手にドリブルやフェイントが通用するようになるのか?と考えたり、いろんな工夫をするようになるはずです。
同じ年齢の子供とサッカーをしていると欠点や足りないところなど、気づかないことがたくさん出てきます。
年上の子供たちサッカーをして通用しないことが分かることで、サッカーが上達していくはずです。
自分の足りないところに気づいて修正していくためには、負けず嫌いなところやもっと上手くなりたいという向上心が必要になってきます。
この精神的な部分はすごく重要で、これからサッカーを続けていくのであれば、いずれは鍛えておかなければならない部分でもあります。
子供がサッカーが上手くなりたいと思っている時点で、向上心があるのは間違いでしょう。
肝心なのは、上手にできないときに、どうすれば上手くできるようになるかを一緒に考えてあげることだと思います。
いろいろと話し合って、工夫したことが年上の相手に通用するようになれば、子供はもっとやる気を出して練習も、意欲的になります。
あなたの子供が年上の子供たちとサッカーをする機会があれば、積極的にプレーさせてみてはいかがでしょうか?
実は、日本代表や海外で活躍しているプロのサッカー選手も、子供の頃は年上の子供達とサッカーをすることで上達しています。
ここでは、そんな選手を二人紹介します。
[ad#kiji1]
本田圭佑
本田圭佑は2人兄弟で、3つ年上の兄がいて、兄には絶対に負けたくないという気持ちでサッカーをやっていたそうです。
ガンバ大阪のユースチームに入ったのは、中学生のときで、小学生のときは地元の摂津FCでサッカーをやっていました。
当時の摂津FCには、小学1,2年生、3,4年生、5,6年生チームに分かれていて、本田は4年生のときには、5,6年生チームに入っていました。
今でこそ、本田といえばフィジカルが強くボールをキープさせたらなかなか奪われない特徴がありますが、子供のころは体格的には恵まれている選手ではありませんでした。
このとき、体格の違いは本田にとってものすごく影響していたはずです。
一学年上のチームのプレーするために、体の大きさを苦にしないプレーを身に付けることができたのだと思います。
本田が上達したのも兄の存在が大きかったし、小学生のときに年上の選手たちと一緒にプレーしていたのが経験になっているんでしょう。
本田が負けず嫌いというのは、日本代表でのプレーをみていても分かりますし、このメンタルの強さも、小学生のころの向上心につながったといえるのかもしれません。
遠藤保仁
遠藤保仁は、鹿児島県桜島出身で、3兄弟の末っ子。
6つ上の兄と、4つ上の兄がいます。
遠藤は幼いときから、兄たちや地元の子供たちと一緒にサッカーをしていました。
特に1番上の兄とは、6つも歳が離れているので、遠藤が成長しても兄はもっと成長するはずです。
そんな中で一緒にサッカーをやっていたら体格では負けるから、兄のプレーに追いつくために、いろんなテクニックを磨いていったんだと思います。
鹿児島県の桜島はもともとサッカーが盛んな地でもあり、遠藤が幼いときから、年上の子供たちと遊びの中でサッカーができる環境でした。
これも遠藤にとっては、大きいでしょう。
まとめ
柿谷曜一朗のように幼いときから、セレッソ大阪のアカデミーに入ってサッカーを続けた選手もいますが、こちらのほうが特別なケースだと思います。
子供のときに、サッカーが上達するには、本田圭佑や遠藤保仁のように、年上の子供たちとサッカーをする環境も大事なんだと思います。
もちろん、年上の子供とサッカーをしただけで、本田や遠藤のようになることはできないし、すごい努力があったからプロになって日本代表までになれたというのは、間違いないでしょう。
しかし、子供のときに体が大きく、うまい子供たちと一緒にサッカーを楽しんだ経験は無駄にはなっていないはずです。
[ad#kiji1]