2015シーズンのJリーグは残り1節を残して、松本山雅、モンテディオ山形、清水エスパルスがJ2へ降格。
松本山雅とモンテディオ山形は1シーズンでJ2へ戻ることになり、J1定着が難しいことを感じました。
また、J1へ復帰できればいいんですが、1シーズンで降格してしまったチームのその後はどうなっているんでしょう?
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目次
J1昇格から1シーズンでJ2へ降格したチーム
昇格から1シーズンで降格してしまったチームの翌シーズンの成績を過去10年間にわたって調べてみました。
2014年:徳島ヴォルティス
徳島ヴォルティスは、2013年J2で4位、昇格プレーオフでJ1昇格しました。
J1初挑戦となった徳島は、3勝5分26敗で18位となり降格。
2015年はJ2で、12勝14分14敗で13位(11月7日現在)。
2013年:湘南ベルマーレ、大分トリニータ
湘南ベルマーレは、2012年J2で、2位となり自動昇格。
2013年は、6勝7分21敗で16位となり降格。
2014年はJ2で、31勝8分3敗で1位で、再昇格。
再び昇格した湘南は、2015年はJ1で8位(11月7日現在)となっていて、来季もJ1。
大分トリニータは、2012年J2で、6位から昇格プレーオフでJ1へ。
2013年は、2勝8分24敗で、18位となり降格。
2014年はJ2で17勝12分13敗、7位となるもわずかな勝点の差でプレーオフ進出はできませんでした。
2012年:コンサドーレ札幌
コンサドーレ札幌は、2011年J2で3位となり昇格。
2012年は4勝2分28敗で、18位となり降格。
2013年はJ2で20勝4分18敗、8位。
2011年: ヴァンフォーレ甲府、アビスパ福岡
ヴァンフォーレ甲府は、2010年J2で2位となり昇格。
2011年は9勝6分19敗で、16位となり降格。
2012年はJ2で24勝14分4敗、1位となり、再昇格。
アビスパ福岡は、2010年J2で3位となり昇格。
2011年は6勝4分24敗で17位となり降格。
2012年はJ2で9勝14分19敗、18位。
2010年:湘南ベルマーレ
湘南ベルマーレは、2009年J2で3位となり昇格。
2010年は3勝7分24敗で18位となり降格。
2011年はJ2で、12勝16分16敗、14位。
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2009年
サンフレッチェ広島とモンテディオ山形が昇格し、両チームとも残留。
広島は4位でACL出場権を獲得、山形は15位でした。
2008年:東京ヴェルディ、コンサドーレ札幌
東京ヴェルディは、2007年J2で2位となり昇格。
2008年は10勝7分17敗で17位となり降格。
2009年はJ2で、21勝11分19敗、7位。
コンサドーレ札幌は、2007年J2で1位となり昇格。
2008年は4勝6分24敗で18位となり降格。
2009年は21勝16分14敗、5位。
2007年:横浜FC
横浜FCは、2006年J2で1位となり昇格。
2007年は4勝4分26敗18位となり降格。
2008年は11勝17分14敗、10位。
2006年:アビスパ福岡、京都パープルサンガ
アビスパ福岡は、2005年J2で2位となり昇格。
2006年は5勝12分17敗で16位となり、入れ替え戦に挑むも降格。
2007年はJ2で22勝7分19敗、7位。
京都パープルサンガは2005年J2で1位となり昇格。
2006年は4勝10分20敗で18位となり降格。
2007年は24勝14分10敗で3位となり、入れ替え戦へ。
サンフレッチェ広島に1勝1分で、再昇格。
2005年
川崎フロンターレと大宮アルディージャが昇格し、残留。
1シーズンで降格したチームはありませんでした。
調べた結果
J1昇格から1シーズンで、J2へ降格したのはのべ12チーム。
J2に降格して1シーズンで再びJ1へ返り咲いたチームは、2014年湘南ベルマーレ、2011年ヴァンフォーレ甲府、2006年京都パープルサンガだけでした。
湘南、甲府、京都は、J1での経験があり、降格と昇格を経験しているチームなので、初昇格や数シーズン越しにJ1に昇格したチームにとって1年でJ1に復帰するのは難しいという印象。
特に、降格後のシーズン、J2で再び昇格争いをしているチームが少ないのも気になりました。
J1で経験したことは大きいけれど、それを活かして翌シーズン立て直すことがいかに困難なのかが分かります。
そして、立て直せないままJ2でも、数シーズン苦戦が続くこともあります。
来シーズン、松本山雅がどう立て直して復帰を目指していくのか見ていきたいです。
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