ロアッソ熊本ー愛媛FCの試合を観戦しました。
この日は、暑くもなく寒くもなく、風が心地よくて良かったです。
試合も熊本が2-0で勝利したことで気分よく帰ることができました。
前半はクォンハンジンのゴールで先制!
愛媛の試合をみるのは初めてでしたが、注目していたのは、愛媛のフォーメーションとシステム。
マッチデイプログラムの予想フォーメーションは、3-4-2-1。
これは、浦和レッズも採用しているフォーメーションで、Jリーグでも同じようなフォーメーションを採用しているチームが多いです。
浦和レッズの場合は、両サイドのハーフのポジショニングが、高い位置でピッチいっぱいに広がって多様な攻撃が特徴。
なので、愛媛も立ち上がりから、サイドハーフがどれくらいの位置なのか?に興味がありました。
浦和レッズのようにが、積極的に攻撃を仕掛けてくるのであれば、熊本のDFはサイドに広げられ、中央にスペースができるのでは?と予想していました。
しかし、愛媛のサイドハーフのポジショニングは、意外にも低く、サイドハーフが3バックとほぼ同じ位置で、5バックのようになっていました。
これにより、熊本はボールをキープすることはできても、最終ラインの守備の人数が多い、愛媛の守備を崩すことができませんでした。
そんな試合展開でしたが、クォンハンジン選手のゴールで先制できたのは大きかったと思います。
後半には齊藤 和樹が追加点!
後半になると愛媛のサイドハーフが前半よりも高いポジショニングになっていました。
これで流れが変わるのか?と思っていましたが、これが熊本にとっては有利になりました。
サイドハーフが上がったことで、3バックが不安定になったからです。
愛媛3バックは、最終ラインで守備スペースが広くなり、パスミスもありました。
そのパスミスを齊藤 和樹選手が奪ってシュートするも外れてしまいましたが、追加点もありそうな展開となりました。
このチャンスは決めて欲しかった!
でも、その後71分に、巻選手が競って落としたボールをゴールしたから、良かったです。
愛媛の攻撃は、ワントップで少し下がった位置にに2人の選手がいるという形でしたが、シャドーの2人とワントップの距離が遠く、熊本はワントップの選手を余裕をもってケアできていました。
なので、この試合では守備の不安はあまり感じられませんでした。
それから、藏川選手は先制点をアシストするクロスも良かったですが、それ以上に中央から外側へと斜めに走りポジションを変える動きが何度かありました。
この動きで、愛媛の藏川選手への対応が遅れることもありました。
ペナルティエリアの外側で藏川選手が倒され、熊本のセットプレーのチャンスを得ることができた場面もありました。
このチャンスは点にはなりませんでしたが、藏川選手の動きが光った場面だと思いました。
ハイライト動画
まとめ
熊本は、この勝利で勝ち点を23。
順位は、17位となりました。
まだ、試合はたくさんあるので、愛媛との試合が浮上のきっかとなればいいです。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。