サガン鳥栖対アトレティコ・マドリードの試合を観るために、ベストアメニティスタジアム(ベアスタ)に行ってきました。
ベアスタに行くのは、ロンドンオリンピックの予選が行われたとき以来で、4年ぶり。
アトレティコの試合が日本で、しかもベアスタで観られるなんて今後あるかどうかわからないし、これは行かなきゃということもあって、行ってみて正解でした。
なによりも素晴らしかったのがスタジアムの雰囲気。
今回は、この日のレポートです。
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ベアスタの雰囲気について!
ベアスタに到着したのは、午後3時半くらい。
開場まであと1時間半あったけど、すでに人が多く、グッズ販売のところでは多くの人が並んでしました。
サガン鳥栖のユニフォームを着ている人が多かったけど、アトレティコ、スペイン代表のユニフォームを着ている人も。
日本でもアトレティコファンってけっこういるんだな~という印象。
それから、チェルシーのユニフォームがちらほら、もちろんフェルナンド・トーレス選手。
アトレティコのメンバー発表のときも一番歓声が大きかったのはフェルナンド・トーレス選手。
サガン鳥栖サポーターのいつもの応援はどんな感じ分からないけど、ビッグクラブを相手にしてもゴール裏からは、すごい熱気が伝わってきました。
鳥栖のFW田村亮介選手のスピードにのったドリブルからのシュートシーンの歓声がすごかったです。
記録はオウンゴールだったけど、あの突破はすごかったし、おかげで試合後の楽しみまでつくってくれました。
アトレティコは後半にFWアントワーヌ・グリーズマン選手が入ってから、攻撃が変わりました。
パスが回るようになるし、周りの選手の動きも良くなって、みていて楽しかったです。
90分が過ぎて、1-1。
これで終わりか~と思ったとき、「これよりPK戦を行います」とのアナウンスが。
引き分けのときは、PK戦で勝敗を決めるなんて知らなかったから、得した気分になりました。
ここまで決めてた主催者はナイスです(笑)
PKってプレッシャーがあるときは、名選手でもなかなか決まらないことがあるけど、アトレティコの選手のPKは上手かったな~。
4人目のキッカー、ビエット選手のフワッとした蹴り方なんて、プレッシャーがあるシーンだったら絶対にできないだろうな・・・
ちなみに、ビエット選手のPkはクッキアイオっていうんですね。
今回、初めて知りました(笑)
逆に鳥栖の選手の方にはプレッシャーがあったのかもしれないですね~。
今回は、バックスタンドでの観戦で、選手の動きもよく見ることができて良かったです。
試合開始まで、西日が強くて暑かったけど、日が沈んでしまったら、暑さは気にならなくなりました。
とはいっても、最初から最後までいい雰囲気で、素晴らしい試合でした。
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アトレティコの印象
アトレティコ・マドリードの選手の皆さんは、「来てやったぜ!」という感じはありませんでした。
それが印象的だったのは、試合後にサガン鳥栖の選手たちと一緒になってスタンドのお客さんのために、ピッチを一周したときでした。
僕は、カンプノウでバルセロナの試合をみたことがあって、試合が終わるとスタンドに向けて軽く応えて、すぐにピッチを後にしていなくなってしまっていたんです。
その分、お客さんの帰りも早かったけど・・・
なので、アトレティコの選手たちもすぐにいなくなるんだろうな~と思っていたら、この演出。
これホントに良かったと思います。
アトレティコも世界中にファンをつくることに力を入れているんだなと思いました。
最近は、ヨーロッパのビッグクラブは、開幕前にアジアツアーをやったりと、ファン層の拡大を図っています。
本当は、静かなところで集中してキャンプをしたほうが、チームのためにはなると思うんですが、開幕前のこうした活動はこれからはもっと増えてくるんでしょうね。
僕は、リーガの試合は結果とチャンピオンズリーグを見るくらいでしたが、本格的にリーガがみたくなりました。
WOWOWを契約しなきゃいけないな~
最後に!
サガン鳥栖とアトレティコ・マドリードの対戦を企画した主催者はすごくいい働きをしたと思いました。
アトレティコは主力メンバーで試合をしなきゃいけないという契約があったり、PK戦や試合後のことまで、細かく契約条項のなかに含まれていたと考えられます。
それから、駐車場の混雑やスタジアムへの入退場のときの混乱もなかったし、運営側の対応も良かったです。
この点については、以前来たときも感じていました。
やはり、ベアスタは素晴らしい!
今度は、サガン鳥栖のリーグ戦も観に行きたい!