プレミアリーグ第11節、チェルシーvsリヴァプールは、1-3でチェルシーが敗戦。
モウリーニョ監督の去就も気になるところですが、この試合でもチェルシーにはいろいろと問題点がみえてきたような気がします。
今回は、チェルシーが2016年冬に移籍で補強するポイントについて語ってみたいと思います。
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チェルシーの補強ポイントについて
チェルシーの今シーズンは、第11節が終了した時点で、3勝2分け6敗。
失点も22と昨シーズン固かった守備にも綻びがあり、攻撃でもトップスコアラーは、ウィリアン、コスタ、ラミレスが2点という状態になっています。
チェルシーvsリヴァプールからみえた問題点
まずは、この試合を振り返って問題点をみていきたいと思います。
チェルシーはリヴァプール戦のスタメンは次のようになっていました。
GK:ベゴビッチ
DF:ズマ、ジョン・テリー、ケイヒル、アスピリクエタ
MF(3列目):ミケル、ラミレス
MF(2列目):アザール、オスカル、ウィリアン
FW:ジエゴ・コスタ
ミケルがセスク・ファブレガスに代わっていたこと。
怪我で離脱しているイヴァノビッチの代わりにズマが右サイドバックに入っていたこと。
この2点を除けば、チェルシーは今のベストメンバーだったでしょう。
チェルシーは、試合開始して4分で、アスピリクエタのクロスにラミレスが合わせて先制。
最幸先の良いスタートを切りました。
昨シーズンのチェルシーであれば、この1点を守りながら試合を有利に進める展開。
しかし、前半の追加タイムで追いつかれ、後半には2失点を喫してしまいました。
この試合でも複数失点をしてしまったわけですが、失点シーンをみてみると対応が緩いのが目立ちました。
特にベンテケが決めた3点目は、ペナルティボックスの中で、余裕がありました。
ベンテケは、シュートを打つまでに3タッチもできていました。
目の前にはジョン・テリーがいたのに、この瞬間体を寄せることはできずに、簡単にシュートを打たれてしまうということに。
本来のテリーであればもっと厳しい対応ができたはずなのに、今シーズンはこれがでいていません。
右サイドバックに入ったズマは、本来のポジションではなく、不慣れなところを見せていました。
ただ、イヴァノビッチが戻ってきたとしても、今シーズンは非常に調子を落としていることもあります。
攻撃の問題点は、コスタの調子があがらないことでしょう。
本来の体のキレが戻ってきていないし、精神面でも不安定な部分を出しています。
コスタの代わりとなるファルカオは未だに、怪我をする前の状態に戻ってきていません。
リヴァプール戦をみていて、やはりセンターバック、右サイドバック、フォワードに問題があるでしょう。
実績があるメンバーなのでコンディションが上がれば、チェルシーの調子も上がってくるとずっと思っていましたが、ここまで勝てないとメンバーに問題があるのかもしれません。
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冬の移籍で補強するポイントは?
リヴァプール戦でも問題点だったセンターバック、右サイドバック、フォワードが補強のポイントではないでしょうか?
他のポジションは十分やれています。
ウィリアンはリヴァプール戦でもいい動きをしていましたし、いろんなポジションで使えます。
オスカルもサイドではなくて、中でやれば、ボールをもててチャンスをつくっています。
アザールは、最近になって調子があがってきました。
アスピリクエタも左サイドバックとして安定しています。
こう考えるとメンバーは揃っています。
マティッチも調子が悪いですが、コンディションが戻れば計算できるはず。
冬に十分な補強をして巻き返して欲しいところです。
まとめ
このままだと、チェルシーはどこまで落ちてしまうのか?
連覇どころかチャンピオンズリーグ争いからもすでに脱落している状態だし、どこまで巻き返せるかも心配。
アンドレ・ビラス・ボアスが就任した2011ー12シーズンは、プレミアリーグで不調でも、チャンピオンズリーグで優勝して翌シーズンの出場権を確保できました。
そのときよりも今のチェルシーは調子が悪いです。
ただ、このままチェルシーが終わるはずはないと思うので、何らかの対策はあるはず。
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