Leicester City flag / fourthandfifteen
岡崎慎司のプレミアリーグデビュー戦となったレスター対サンダーランドの試合をみました。
この試合、岡崎はスタメンで、90分間プレーし続けました。
得点は記録できなかったけど、岡崎がプレミアリーグでプレーすることは、日本人FWにとっていろんなメッセージが込められているように思いました。
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岡崎慎司の評価は?
岡崎慎司のプレースタイルといえば、DFの裏への抜け出しやワンバウンドのボールをヘディングでシュートしたり、どんな体制でも貪欲にゴールを狙うところ。
岡崎は自分のテクニックでなんとかして点を取りにいくようなストライカータイプのFWではありません。
正直いうと、テクニック的なところでは、プレミアリーグのFWと比べると、評価はあまり高くないでしょう。
泥臭く、チームのために献身的に動き続けるところが評価されています。
日本人のFWが海外でプレーし、得点ランキングの上位争いをするくらい活躍した選手はいないと思います。
FWとしての評価の一つは、もちろんゴールの数。
海外のトップリーグでゴールを量産するには、それなりのテクニックや才能が必要です。
岡崎がプレミアリーグで得点王争いをするかといえば、厳しいでしょう。
でも、レスターでのデビュー戦となった試合をみていたら、日本人FWとしての価値観をうまく示せていたと感じたんです。
特に、この試合で良かったところは、前線からの守備。
フォワードの最大の役割は、ゴールを決めることですが、それと同じくらい大事なのがプレスをかけて守備をすること。
しかも、中盤までさがってボールを奪いにいっていました。
あんなに走って90分間体力がもつのかなと思っていましたが、最後まで衰えは感じられませんでした。
このプレーは日本人選手にとってすごくお手本になるんじゃないでしょうか?
こうやってやれば、プレミアリーグでもやれるんだよということを示しているようなプレー。
点をとってこそFWの価値があるだろうと思っていた価値観が変わりました。
レスターのラニエリ監督は、岡崎の特徴をよく分かっているようで、すでに信頼をされていると思います。
サンダーランド戦での岡崎に対するメディアの評価も高いです。
岡崎の献身的なプレーがシーズンを通して続けば、さらに評価が高まるでしょう。
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それでもゴールは必要!
デビュー戦で上々のパフォーマンスを示した岡崎ですが、本当の信頼を得るためにはゴールが必要です。
でも、岡崎がゴールを決めるチャンスはこれから訪れるでしょう。
サンダーランド戦で、一番惜しかったのは、87分のシーンでした。
レスターのカンテからパスをゴール正面でもらい右足でトラップし、左足でシュートしまたしたが、サンダーランドDFの足が伸びてゴールの枠へ外れてしまいました。
これは、シュートのタイミングとか球際の強さが勉強になったシーンだと思いました。
ゴールを奪うための動きもありました。
ゴール前では、DFの背後にまわってフリーになる動きをみることができました。
なので今後、ゴールを決めるチャンスはあります。
それに、レスターのチームメイトからもパスがきていたし、岡崎が信頼されているんだろうなと思いました。
まとめ
岡崎がプレミアリーグでFWとして活躍することは、日本にとって大きな価値があります。
レスターサポーターの心をすでに掴んでいるのかもしれない。
Shinji Okazaki is my new hero. It’s only 1 game but I actually love him. #lcfc
— Dave Bott (@Senorbott) 2015, 8月 8
岡崎のように走る選手はプレミアでは人気が出るので、もっとファンが増えるでしょう!
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