アーロンラムジーがアウェイのワトフォード戦でゴールを決めました。
ラムジーにとってこれが、2015-16シーズンの初ゴール。
ゴールセレブレーションでは、ボールをユニフォームの中に入れて、指をくわえていたのが、印象的でした。
今回は、ラムジーのプレースタイルやポジションについて語ってみたいと思います。
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ラムジーのプレースタイルについて!
ラムジーは攻撃面で、ゴール、パス、アシストとレベルの高いプレーをするのが持ち味の選手。
現在のメンバーの中では、アーセナルの選手として一番存在感があるのが、ラムジーではないでしょうか?
アーセナルには2008年から在籍していて、今やアーセナルを象徴するような選手になっています。
このまま移籍することなく、アーセナルに在籍すれば、ユナイテッドのギグスのような存在にもなれると思います。
ワトフォード戦でみせたラムジーの存在感!
ラムジーは開幕から9試合連続でスタメン出場し、ワトフォード戦で初ゴールでした。
得点力があるミッドフィルダーなので、ここまで点がなかったのが、不思議なくらいです。
ちなみに、今回のゴールパフォーマンスは、子供が生まれたことを祝福するものでもありました。
Aaron Ramsey on his celebration: “My wife is a few weeks away from giving birth… it’s a very exciting time for us” pic.twitter.com/bP1BnCD08l
— Premier League (@premierleague) 2015, 10月 17
ラムジーはこれをやりたくてずっとゴールを狙っていたのでしょう。
ラムジーはこの試合でも中盤2列目の右サイドでスタートしていましたが、基本的にここにずっといることはなく、いろいろとプレーエリアを変えます。
特に、ラムジーはゴール前にタイミングよく、フォワードのように入ってくることが多いのが特徴。
エジルがボールをゴール前でキープしたときに、途中出場していたジルーと横並びで、パスが入るのを待つ動きもありました。
アーセナルが2点目をとったシーンは、ラムジーがペナルティボックスの中に入る動きが効果的でした。
ペルナルティボックスの左外でボールをもったサンチェスが、ボックス内でフリーになっていたラムジーにパス。
このパスをラムジーがシュートするもワトフォードディフェンダーに当たり、こぼれ球になってしまいました。
しかし、このボールをエジルがパスにして、ジルーがゴールするという流れ。
もし、ラムジーの動きがなかったら、生まれなかった得点でしょう。
ラムジーの積極的にゴールにからもうとする意識が、よく分かるシーンでした。
ラムジーは中盤の選手なので、もちろんポゼッションに加わる動きもあります。
アーセナルの3点目(ラムジーの初ゴール)の直前、アーセナルは中盤で動かし、ペースダウン。
このときのラムジーは3列目のカソルラやコクランの位置まで下りてきて、ポゼッションに参加していました。
このゆっくりとした展開から、高い位置にいた右サイドバックのベジェリンにボールが渡ると、ラムジーはセンターサークル付近から、一気にゴール前へ。
カットインでボールを運んできたベジェリンのパスをもらって、落ち着いて決めたラムジーのゴール。
攻撃のスイッチが入れば、素早くゴール前で良いポジションをとれるラムジーらしいプレーでした。
ワトフォード戦でも、ラムジーのゴールを狙う意識が高いプレースタイルがよく出ていました。
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ラムジーのポジションについて
ラムジーがバルセロナに移籍するのではないかという噂がありましたが、バルサにいったらラムジーのプレースタイルはもっといきると思います。
アーセナルの基本フォーメーションは、4-2-3-1で、ラムジーは中盤2列目の右サイドというのが最近では確立されています。
ただ、ラムジーにとって今のアーセナルでは、プレーできるエリアが狭いような気がします。
どうしても、トップ下のエジルの存在が大きいからです。
かといってトップ下というタイプでもないです。
バルセロナのような4-3-3のフォーメーションで、ラムジーがインサイドハーフに入れば、もっと成長できるでしょう。
このポジションであれば、中央のエリアでプレーすることもできるし、ひとつ前のフォワードのエリアでもラムジーの得点能力を活かせるはず。
ラムジーのプレースタイルに合うポジションをみつけるのであれば、移籍するのも一つの手段なのかと・・・
他のチームでプレーするラムジーの姿をみてみたい気もしますが、やっぱりラムジーにはアーセナルで頑張って欲しいから移籍はしないでね!というのが正直な気持ちです。
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