
工場の仕事は休みも時間も決まっていそうだし、営業よりも気楽にやれるんじゃないかな?
という疑問にお答えします。
- 営業から工場勤務に変わったときの精神的な負担
- 営業から工場勤務に変わったときの休日や生活
- 営業から工場勤務に変わったときの収入

僕には営業職から工場勤務へ転職した経験があります。
営業職って毎日、毎月と数字に追われて、精神的につらいですよね?
僕は営業が嫌になって、工場勤務だったら楽でいいんじゃないかって思って、異業種で働くことにしました。
未経験の工場勤務は、やってみると営業のときよりも楽になったこともありましたが、想像していた工場勤務とは違うところもあり驚きました。
僕の経験談も交えてお伝えします
目次
営業職から工場勤務に変えるきっかけ
営業ってノルマを達成しても、またその上を超えるノルマを要求されます。
常に売り上げアップのプレッシャーをかけられて気が休まる暇がないですよね?
たしかに、売り上げが良ければ報奨金もあってそれなりに収入はあっていいこともあります。
しかし、今月は売上達成できても翌月にはまたゼロかのスタートになり、今月はどうやってノルマを達成しようと頭を悩ませます。
こんな具合に営業をしていると精神的に追い込まれていて僕は嫌でした。
だから、給料は下がってもいいから気楽に働ける仕事はないかな?と思うこともしばしば。
そんなとき工場勤務だったら、出勤時間が決まっていて時間になったら帰られる。交代勤務だし決まった休みもちゃんとある。
営業とは違って売り上げノルマなんてないから楽なんじゃないか?と勝手にイメージしていました。
そこで、営業も疲れてきたし工場は体力的にきついかもしれないけど、思い切って職種を変えてみることにしました。
精神的な負担は?工場勤務になって楽になった!?
営業を辞めて工場勤務になり、売り上げノルマ達成のプレッシャーはなくなり精神的にはすごく楽になりました。
とは言っても、工場勤務にも生産数というノルマがありまったく数字に追われないかというとそんなことはありませんでした。この点は僕が知らないところでした。
工場勤務は
「与えられた仕事をそこそやって決まった時間作業をしていればいいんだろう」
というのが働く前のイメージ。
これで営業のときみたいに数字に追われることはないし、気分的にはましだろうなって安心していました。
工場勤務にもノルマがある!
工場勤務には生産数というノルマがありました。
しかも、個人ごとに数字を管理されていました。
工場勤務と言ってもいろんな種類がありますが、僕が働いたのは半導体工場。
携帯電話の細かい部品を1日で何千個も作る仕事で、一つの部品を作るのに何工程にも分かれていました。
個人ごとに一つの工程が与えられて、1日の生産数と1時間ごとの生産数が決まっていました。
僕はのんびりとやろうと思っていたのに、こんなにも細かいノルマがあることを知って最初は驚きました。
だから、営業と違って数字に追われることはないだろうと甘く考えていると、多少痛い目に合います。
ですが、やることが決まっているので作業に慣れてしまえば、ノルマを達成することも簡単にできるようになります。
工場の仕事では、ノルマを達成できない恐怖感はないので安心してください。
さらに言えば、上司に呼ばれて数字を細かく詰められることもありませんし、会議でノルマ未達成の晒しものになるようなこともありません。
工場で細かく個人の生産数が管理されているのはちょっと嫌になりますが、サボらないようにするための手段だったのでしょうね。
工場勤務の休みや生活の違いは?
営業から工場勤務になって大きく変わったのは、休みや生活です。営業だったら、出勤時間や休みなんて決まっているようで、決まっていないようなものです。
ノルマを達成していなければ、残業や休日出勤をしてでも、売り上げを作らなきゃいけません。
休みの日でも、会社やお客さんから電話があれば、対応しなきゃいけないです。
仕事とプライベートの区別がなくて、気が休まるときがあまりありませんでした。
工場勤務は休みがちゃんとある
工場勤務になるとシフトが決まっていたので、出勤と休みがちゃんと区別されていました。
当たり前のことですが、営業で休みの日でも休んだ気がしないような不安定な出勤をしていた僕にとっては、画期的なことでした。
月末には翌月の勤務が分かるので、いろいろと計画も立てやすいしまとまった休みもあって良かったです。
生活面で変わったところは、夜勤があってリズムが変わったことです。
僕が働いていた工場は24時間稼働してて、2交代勤務。月に、6回くらいは夜勤がありました。
2交代制だったので1日の拘束時間が12時間と長かったです。仕事がある日は睡眠とご飯を食べる以外は、ほとんど何もできませんでした。
ただ、月の半分は休みなので、ここでプライベートなことはリカバリーできました。勤務があるときは、買い物にも行けないけど、休みの日のまとめてできる。
一番良かったのは、平日に3日とかまとまった休みがあることです。
僕は人混みが少ない平日に出かけることが好きなので、こういう休みがあると温泉旅行に行ったりして、英気を養っていました。
ちなみに僕のような工場の勤務体系は3勤3休みといいます。
工場勤務で収入は下がったけどストレスなく働けました!
営業職では、ノルマ達成して売り上げが良ければ、報奨金やボーナスもあるしかなりいい収入になります。
頑張った分だけ収入に反映されるのが、営業職の魅力ではあるんですが・・・それが上手くいかなくて辛いから、工場勤務へ職種を変えようと僕は考えたわけです。
僕が働いていた半導体工場は、体力的にも精神的にもかなり楽なところで、営業職のときに比べれば、10万円から15万円くらい月収が下がりました。
でも、仕事内容を比べたらこれはしかたないし、働く前から分かっていたことなので、収入面では特に不満はありませんでした。
精神的につらくて、休みがあまりなかった営業職を我慢して続けるよりも工場で働く方が、ストレスがなくて合っていたように思います。
工場勤務は営業よりも稼げないのか?
工場勤務と一言でいっても、自動車工場や食品工場などいろいろ種類があって稼げるところもあります。
なので「工場で働く=収入が不安」ということはありません。要は、どんな種類の工場で働いて、いくら稼いで、休日は何日欲しいのか?というあなた選択が大切です。
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