Francis Coquelin / Ronnie Macdonald
フランシス・コクランは、2014年冬にアーセナルに復帰するとすごい活躍をみせてくれました。
アーセナルって守備的MFについては層の薄さが指摘されていただけに、なぜ出場機会がなく、レンタルに出されていたのか?不思議なくらいの活躍でした。
今回は、コクランのプレースタイルや評価についてです!
フランシス・コクランのプレースタイル
コクランのポジションは、守備的MFで、フラミニとかつてアーセナルに所属していたアレクサンドル・ソングのいいところを兼ね備えた選手です。
フラミニは、本当に守備専門で相手の攻撃を遅らせたり、鋭いタックルやスライディングで攻撃の芽のを摘む動きが得意。
ときには、いい意味でアーセナルの選手らしくない闘争心があるのも特徴的。
ソングは、守備もしつつ、正確な長いパスを出して、攻撃の起点になれるところがありました。
ソングが、ロングパスを出すことで、ファンペルシーのゴールのアシストをしていたこともあります。
ソングからファンペルシーへのホットラインを形成していました。
コクランがアーセナルに復帰してからのプレーをみていると、フラミニらしいところとソングらしいところもあって、おもしろいです。
アーセナルでの評価は?
アーセナルにケガ人が増えて、急きょレンタル先から戻ってきたわけですが、コクランはこのチャンスをものにしました。
もし、コクランがずっとレンタルされていたらと思うと、アーセナルはどうなっていたんでしょう?
アルテタやフラミニだけだと不安なので、このポジションにお金をつかうことをなっていたと思います。
もし、コクランがいなかったら、これくらいのお金を費やして、このポジションの選手を獲得しようとしていたとも考えられるベンゲル監督の発言。
守備的MFといえば、泥臭いところや攻撃的な選手を後押しする貢献度が重要視されるポジションでもあります。
アーセナルは、守備よりも攻撃的なところが魅力的なチームなので、派手さはないけど、攻撃陣を陰で支えてくれる選手は貴重な存在。
緊急対応として呼び戻されて以来、コクランはチームが長年探していたバランス問題への解決策となった。彼によれば彼のインターセプトとカソルラ、エジル、サンチェスの創造力が全てだという。「彼らの守備の負担を10%軽減できればその分攻撃に集中できる。それで勝てれば嬉しい。」(ガーディアン)
— mygunner (@mygunner98) 2015, 5月 10
コクランのこのような発言からは、陰で支えていこうとする姿勢がうかがえます。
ベンゲル監督のコメントやチームの支えになっているし、アーセナルが後半戦に躍進したことを考えるとすごく評価が高くなっていることは間違いないです。
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