損害保険の営業で成功できるのは、第一に粘り強い人だと思います。
転職して挑戦してみようとする人が多く、10人いて1年続いているのは、2人らいの厳しい世界。
でも、一緒に働いていた人の中には、成功して今では独立して、いい収入を得ている人もいるんです。
僕は、すぐにあきらめてしまい8カ月で断念してしまいましたが。。。
今回は、成功してる人をみて感じたこと3つにまとめてみました。
もし、これから損保の営業に挑戦してみようと思っていたらぜひ参考にしてください!
【成功例その1】損害保険の営業に向いている人は、粘り強さがある!!
損害保険の営業を辞めてから、6年くらい経ちますが、今でもお世話になっているNさんがいます。
Nさんは、僕が始めたときには、3年目くらいで、支店内では一番長く続いている人でした。
30代後半で、転職して損保業界にやってきたんです。
「なんでうまくいったんですか?」
と聞いたことがあるんですが・・・
「たまたま」
だと言っていました(笑)
ホントにそう思っているのかもしれませんが、たまたまで成功できるほど甘い世界ではありません。
Nさんは、マネジャーから「粘り強さがある」と言われていました。
僕が一緒に働いていたときは、独立に向けてまっしぐらでしたし、近寄りがたい雰囲気もありました。
損保の営業は基本的に契約社員で、達成しなけれならないノルマがあります。
半年、1年と区切りがあって、その間に未達成で更新できないと、辞めなければいけません。
更新すると、基本給は下がり、その分インセンティブの割合が増していくとうのが、給与の仕組みです。
なので、ノルマギリギリで更新を続けると、給料がめちゃくちゃ少なくなることもあるんです。
1年以上続いる人の中には、基本給が10万円くらいで、インセンティブが少ないからお金に困っている人もいました。
僕はあと少しで、ノルマ達成して最初の更新ができそうだったんですが、こうなると生活できないので、あきらめてしまいました。
Nさんの場合は、ギリギリのノルマ達成で更新を続けていたようです。
これは本人からではなく、マネージャーから聞きました。
だから、かなり給料がヤバい時期あったんだろうな想像できます。
Nさんは、営業経験はあっても、初めての損保業界の挑戦で、コネもなかったみたいです。
なので、一から人脈を作り、営業して、ギリギリでも続けていたんですね。
更新して経験を積み上げるうちに、だんだんとコツをつかんでいったんだと思います。
何度か、Nさんがテレアポしてるところをコッソリとみたことがありました。
僕は、一度断られると、「あ、そうですか~また機会がありましたら」
とすぐに電話を切ってしまっていました。
でも、Nさんは押しが強いんです。
断られても、「御社にとって大事なことです!!」
と強気に攻めてアポをとっていました。
粘り強く続けた経験があるから、自信もついていったんでしょうね。
それをみて、強気になれならい僕は、「ん~やっぱり、向いてないかも」と思いました。
最初から、うまくいくはずないのに、僕ってあきらめるのが早過ぎでした。
最初からうまくいくことは少ないけど、粘り強く続けていれば、成功に近づきます。
これが、Nさんから学んだことです。
ちなみに、独立したNさんは3年おきに車を新しくしています!!
「車検するよりも買ったほうがいいでしょ!!」
というのが、成功者の言葉として印象に残っています(笑)
【成功例その2】見えないけど自信を持っている
次の人は、僕より1か月遅れ入ってきた、20代後半の人です。
もちろん、僕よりもかなり年下だけど、俺はやれるって雰囲気を出していました。
僕がちょっと弱気なことを言うと、猛反発してきて、悪く言えば、生意気な奴(笑)
強がっていただけかもしれないけど、自信をもっていたんですよね。
僕も入ったばかりで、やる気があったので、彼には対抗心を燃やしていました。
オマエがやれるなら、俺はもっとやれるぞ・・・と口には出さないけど、心の中で思っていました。
でも、時間が経つにつれ、彼の強がりはホンモノに思えてきたんです。
逆に、僕はもういいやとあきらめ始めて、ドンドン差が出てくる。
彼は、自分に課したノルマに対してすごくストイックでした。
月末、あと1件成約すれば、特別なインセンティブがもらえるということがあったんです。
彼は最終日まであきらめませんでした。
どうしても達成したかったんでしょうね。
どいう行動をとったかというと、あと少し押せば契約できる会社の社長のところへ行って。。。
そのときは、社長がいないのに、夜遅くまで帰りを待っていたんです。
そして、見事に最後の1件を制約して、インセンティブを得るという粘りがありました。
僕だったら、とっくにもうダメだと思っているだろうけど・・・
彼は、最後のチャンスを活かしたわけです。
この行動力をみて、もう敗北を感じました。
やっぱり、口だけじゃなかったんだと・・・
それから、5年経って、彼は独立して、自分の地元で保険の代理店をやっています。
ずっと、俺は絶対に辞めないし、契約したお客さんとの約束があるから、辞められないと言っていました。
損保だけじゃないと思うけど、営業やる人って、嫌な奴と思わるくらい、生意気な人くらいがちょうどいいのかもしれないです。
大きなことを言って、自分にプレッシャーをかけて結果を出すわけです。。。
生意気だけど、やることはやるってカッコイイと思います。
【成功例その3】人脈が広い!!
営業する人にとって、人脈というのは、財産だと思います。
最後に向いてると思ったのは、自動車保険にめちゃくちゃ詳しかったMさんです。
Mさんは、テレアポはしないし、デスクにいるときもけっこうのんびりとしているような人でした。
僕よりも8カ月くらい前に入った人で、いきなり成績上位になっていた人でした。
Mさんの場合は、これまでの仕事で積み上げてきた、人脈がたくさんあったみたいです。
まあ、人脈がだけではダメで、人間関係を構築する術もうまかったと思います。
たまたま、Mさんと話をしたことがあって、
「今までの人脈がないと、この世界は厳しいんじゃない?」
といっていました。
僕なんて、全然人脈がなくて、友達に勧めるにも遠慮してたくらいです。
まあ、いくら友達でもお願いだけで、保険を契約してくれわけありません。
しっかりとメリットを伝えなきゃ、付き合いで入ってくれるほど甘くはないんですよね。
最初に紹介したNさんのような例もあるけど、やっぱり人脈があるに越したことはないですね。
まとめ
僕にはなかったけど、成功している人たちにあったものは、
粘り強さ、自信、人脈
でした。
最初からすべてを持っている必要はないけど、3つのうち一つでもあれば、損害保険の営業で成功できると思います。
トークのスキルとか、保険の知識とかは、後からついてくるものですよね。
損害保険の営業って厳しくて難しい世界だけど、やったら確実に帰ってくるものが大きいです。