そもそもなんで営業ってつらいんだろう?
でも乗り越える方法があれば営業を続けられるかもしれないな…
そんな疑問に答えるために、営業がつらい理由をまとめした。
理由が分かれば解決策も分かるし、解決できばまだ営業を続けることができるかもしれませんよ。
僕は25歳から33歳まで3つの会社で営業職として働いたことがあります。
今思えば早まって辞めてしまったかもしれないという後悔もあります。
もう少し冷静になれば続けられる方法もあったのかなと思うこともあります。
あなたは本当に営業が嫌で辞めてしまうのでしょうか?
本当は営業が向いているのに辞めようとしているのではないでしょうか?
辞める前に営業がつらい理由を冷静に分析するのも一つの手段です。
「やっぱりやめなければ良かった」とならないように勢いで辞めるのだけは避けてくださいね。
目次
営業がつらい5つの理由
僕が営業をしているときつらいと感じたことは次の8つです。
- ノルマを達成するプレッシャーがある
- 新規開拓が難しい
- お客さんとの人間関係に疲れる
- 職場の雰囲気がつらい
- そもそも営業に向いているのか分からない
営業がうまくいっている時期もありました。
しかし、うまくいかなくなってしまうとつらさが増してきました。
乗り越える方法はあるかもしれないけれど、「もう辞めてしまたい」という気持ちになりました。
冷静に乗り越える方法を知れば辞めなくて済んだかもしれません。
営業は結果がすべての世界です。
結果が出せれば給料も増えるし、社内の立場も良くなります。
苦労なく結果が出せれば営業はやっぱり魅力あります。
僕は結果が出せなくて辞めてしまったわけです。
しかし、やり方次第で乗り越えられたのではないかと思うこともあります。
そこで、①~⑤の理由と解決策を詳しく説明します。
ちなみに、解決策を偉そうに語っていますが、
- 僕の経験上あとからこうしておけば良かったと思ったこと
- 営業がうまくいっている人からもらったヒント
をまとめたものです。
①ノルマを達成するプレッシャー
営業には必ずノルマがあります。
基本的には月ごとに今月はいくら売り上げとかいくつ商品を販売など会社からノルマを課せられます。
毎月、今月ノルマを達成できなかったらどうしようと胃が痛くなります。
達成できない不安がやっぱりつらいです。
達成できなければ上司から怒られる、なぜ達成できなかったのかを問われる。
こんなことを想像するだけで精神的に追い詰められてしまいます。
ノルマを達成するプレッシャー【解決策】
原則として会社が要求してくるノルマは達成できないものではないと割り切りましょう。
絶対達成が無理だというノルマを要求する会社はブラックです。
無理難題を押し付けて達成できないことをあなたのせいにして叱責するような会社は即辞めましょう。
自分にノルマを達成できると信じた上でできることは、ち密な行動計画を立てることです。
営業を続けていればどれだけ行動すれば成果につながるかということが分かっているはず。
もし、分からなければデータを残しましょう。
僕は損保会社で営業をしていたときのスタートはテレアポでした。
テレアポで100件電話をかければ10件くらいアポが取れていました。
10件アポがとれればそのうち2件くらい成約できていました。
だから、月20件成約のノルマがあればテレアポは1000件必要です。
こんな具合で自分の行動がどう成果につながるかが分かればノルマに対してどれだけの行動量が必要なのか分かってきます。
行動量に対して成果が出ないのであれば原因は別にあると分かります。
商品の説明が悪いのかもしれない、クロージングが弱いかもしれないなどです。
ノルマを達成するプレッシャーから解放されるためには、行動量を細かく分析するのが大切です。
②新規開拓が難しい
商品は会社が提供してくれますが、それを買ってくれるお客さんを見つけるのも営業の仕事ですよね。
しかし、新規でお客さんを見つけるのは難しいです。
僕は法人営業で損害保険を売っていましたが、商品の話をするまでが大変でした。
まず、企業の社長や総務などの担当者が会ってくれません。
ほぼ断られます。
新規営業が難しい【解決策】
根本的に新規営業が主体の営業会社で働くのはおすすめしません。
例えば、保険会社などです。いきなり知らない人へ商品を勧めるのはほぼ無理です。
だから、自分の知り合いや友達、親戚へ保険商品を勧めるとこからスタートすることになります。
しかし、あなたが勧める商品に大きなメリットがない限り、友達であっても商品を買ってくれないでしょう。
今、あなたが新規のお客さんが見つからなくて営業がうまくいっていないのであれば、違うやり方をしている営業会社に行けばうまくいくかもしれません。
新規営業でつらい場合は、既存客がいるような営業会社で働くのが解決策です。
僕が7年くらい働いていた営業会社は既存のお客さんがいて注文があれば商品を持っていくやり方でした。
新規のお客さんも既存のお客さんから紹介してくれることが多かったので助かっていました。
もちろん、注文がなくても既存のお客さんに定期的に売り込みをして商品を買ってもらう必要がありました。
毎月今月の新商品ですといってお客回りをするのは大変でした。
とは言っても、話は聞いてくれるからお客さんがいるのは楽でした。
③お客さんとの人間関係に疲れる
お客さんとの人間関係で疲れる
僕はお客さんに僕個人の携帯電話の番号を教えていました。
だから、休みの日や仕事が終わって晩御飯を食べているときでも電話がかかってきました。
良い電話だったらいいのですが、こんな電話はたいていクレームの電話です。
請求書の金額が違う
送ってほしいと頼んでいたものがまだ届かない。
商品が届いたが梱包の仕方が悪かった。
など必ずしも僕に原因があるわけでもない要件の電話がかかってきました。
休日でも会社に電話をかけてお客さんが言ったことの内容を確認して、またお客さんに事情を説明するということもしばしばありました。
「なんで休日なのにこんな仕事をしなきゃいけないんだろう…」
休みでの気が休まることはありませんでした。
また、損害保険会社で営業をしているときも急なアポイントの変更などよくありました。
朝一のアポイントメントだから早起きして早めに出勤してお客さんのところへ行こうとすると、突然中止になることもありました。
アポイントの時間に訪問すると担当者が不在になったり、遅れてやってきたりすることもありました。
とにかく、お客さんのペースで自分の仕事がうまく進まないのがストレスになっていました。
お客さんとの人間関係で疲れる【解決策】
営業はお客さんがいてこそできることだから難しい問題です。
解決策としてはお客を選ぶしかありません。
もちろん、自分に手抜かりはなくても会社のミスでお客さんを怒らせてしまうこともあります。
こんなときは誠実に対応することが必要です。
しかし、お客さんの勘違いやわがままでペースを乱されてしまうこともあります。
こんなお客さんとは思い切って別れてしまうのが長い目でみたときに得策です。
目先の営業成績のためだと思って、嫌なお客さんと付き合う必要はないです。
とは言っても、お客さんとの多少の面倒やトラブルはつきものです。
たまにあることであれば営業をやっているので仕方ないと割り切ることも必要です。
職場の雰囲気が合わないからつらい
僕がある会社で働いていたとき、営業はチームワークも必要だからといってしょっちゅう飲み会がありました。
最初の居酒屋で終わるだけだったら付き合うのも仕方ないなと思っていました、そのあとが長かったです。
2軒目のお店に行ったり、カラオケに行ったり全部付き合っていたら日付をまたぐこともありました。
僕は自分の時間も大切にしたいから途中で帰りたいと思っていました。
だから、途中で飲み会を抜け出して帰ることもありました。
すると、僕は付き合いが悪いとか雰囲気を乱すやつだと言われることもありました。
営業の成績とは関係ないところで職場の雰囲気が合わないこともあります。
また、営業成績が悪い社員を馬鹿にする雰囲気もあり、僕は嫌でした。
今ではパワハラなどデリケートな問題ですが営業会社には昔ながらの雰囲気が今でも残っているのではないでしょうか?
職場の雰囲気が合わないからつらいときの解決策
もし、営業成績が悪くないのであれば会社を変えることをおすすめします。
僕は会社の雰囲気が合わなくなり、人間関係もうまくいかなくなったので、思い切って会社を辞めました。
しかし、気を付けて欲しことがあります。
それはしっかりと次の会社と営業のやり方を知ることです。
営業であればどんな会社でも通用するだろうと思って、すぐに内定が出た会社に入りました。
営業のやり方が全く違う会社に入ってしまいまったくついていけずに短期間で辞めてしまいました。
いままの営業のキャリアを引き継いで次の会社でステップアップも目指すのであれば、転職のプロの相談するのが一番いいです。
転職エージェントを上手に活用しましょう。
**そもそも営業に向いているのか分からない
極端な言い方をすれば、営業はやる気さえあれば学歴や資格など関係なくできる仕事です。
だから、入社のハードルはそこまで高くないです。
とりあえず、営業するかという感じで入社してやってみたらうまくいくこともあります。
うまくいかなければ成績不良で辞めなければならないこともあります。
営業としてなんとなく仕事を続けているが本当は向いているのか分からない・・・
本当は違う仕事が自分に合っているのではないだろうか・・・
営業は疲れるから嫌だと感じている・・・
こんなことを思いながら仕事をするのはやっぱりつらいですよね。
そもそも営業に向いているのか分からないときの解決策
適正診断を受けてみましょう。
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