IMG_9505 / OttoKristensen
今回の初心者のためのサッカー講座は、「プレスをかける意味」について考えてみよう!
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目次
プレスとは?
プレスをかけることをプレッシングともいいます。
プレッシングとは、ディフェンスの戦術の一つで、相手の選手に対して、プレッシャーをかけてボールを奪い取ることです。
ただ、簡単にボールを奪い取ることは難しい。
でも、プレスをかけることで、相手チームの攻撃を遅らせたり、ミスを誘うことができるようになります。
そこで、ボールを奪うことができれば、得点のチャンスにもなります。
フォワードの動きをチェックしよう!
プレッシングがよくわかる場面は、キックオフ後のフォワードの動きです。
ボールをキープしている選手に対して、積極的にプレッシャーをかけていることもあれば、ボールを追わないこともあります。
フォワードの動きをみているとそのチームの守備がどこから始まるのかを知る基準にもなります。
フォワードが、相手のディフェンダーやゴールキーパーまでボールを追えば、その分ディフェンスラインは高くなり、よりコンパクトになります。
プレッシングは、フォワードとミッドフィルダー、ディフェンダーが連動して行うのが基本なので、ディフェンスも前の方に上がってこなければいけないんです。
逆に、あまりボールを追いかけないときは、自陣で守備を固くして、そこで守ろうとしていることが分かります。
なので、フォワードがどこまで相手に対してプレスをかけているのかをみると、そのチームがどういう守り方をしようとしているのかが分かるんです。
プレスのデメリット!
しかし、プレスをかければかけるほど、ディフェスラインの後ろには広大なスペースができてしまうので、相手チームにうまくプレスをかわされてしまうと、ロングボール一つで、ピンチを迎えることにもなります。
それに、プレスをかけ続ければ、体力をすごく失うことになります。
そこで、どこでプレスをかけるのか?を決めていることが多いです。
自陣にボールが入ったら積極的にプレスをかけることもあれば、サイドに追い込むためにプレスをかけることもあります。
これはチームによって違っているので、どんなプレッシングをして、守備をしようとしているのか?が分かるのも楽しみの一つだといえます。
プレスが多くなる場面は?
また、時間帯で積極的にプレスをかけようとすることもあります。
リードされて負けているときです。
前線でボールを奪って攻撃をしたほうが点を取る確率はあがります。
とうぜん、積極にプレスをかければ、先にも説明したようにディフェンスラインも上がっているので、失点のリスクは高くなりますが、どうしても点を取りにいこうとする場面では、よくあることです。
まあ、負けているのにボールを奪いにいこうとせずに、時間がだけが過ぎていくようなことがあれば、観客からヤジが飛んでくることもあるでしょう。
プレッシングには駆け引きの要素や監督の采配の善し悪しが出ることが多いです。
なので、プレッシングの意味が分かると、よりサッカー観戦を楽しむことができるようになります。
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プレスを見るときのポイント!
プレスを見るときのポイントは二つ。
連動しているか?
一つ目のポイントは、連動です!
フォワードだけが積極的にプレッシャーをかけに行ってもまったく意味がありません。
プレッシングは、基本的に数的不利でかけると、パスを回されて、簡単に交わされてしまいます。
一人でボールを追いかければ、相手の陣内には、すぐそばにプリーの味方選手がいます。
なので、パスコースやパスを受ける相手に対して、別の選手がプレスをかける必要があります。
これが、連動です。
サッカー中継をみていると、一人の選手だけががんばって、ぜんぜん連動ができていない場面もあります。
プレッシングがうまいチームは、次々とボールや選手に対して、プレッシャーをかけています。
コンパクトになっているか?
プレッシングが連動していないと、選手間の距離が空いて、スペースが生まれてしまいます。
サッカーの守備では、狭くすることが、基本。
プレッシングは守備の戦術の一つでもあるので、コンパクトしていないといけないんです。
コンパクト性が保たれていなくて、選手間の距離があると、プレスが遅れたりして、ピンチになることがあります。
まとめ
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