エクトル・ベジェリンは、バルセロナの下部組織から、16歳のときにアーセナルにやってきました。
若くしてノースロンドンにやってきたベジェリンは、今はサイドバックとしてアーセナルでは欠かすことができない存在となっています。
今回は、ベジェリンのプレースタイルや攻撃が得意な理由について語ってみたいと思います。
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ベジェリンのプレースタイル!
ベジェリンは、アーセナルの中で最も足が速く、スピードをいかした攻撃が魅力的なサイドバックです。
多くの得点チャンスをつくりだし、アーセナルの攻撃を支えています。
2015-16 ワトフォード対アーセナル
ベジェリンのプレースタイルが光った試合の一つは、2015-16シーズンのアウェイでのワトフォード戦でした。
この試合で、ベジェリンは右サイドバックでスタメン起用されます。
ベジェリンの動きを見ていて思ったのは、無理な仕掛けはしないとこうことですね。
そうだだよね。ベジェリンは積極的に上がってきて、ウォルコットやラムジーと絡む機会が多かったけど、まずはポゼッションして、ボールをつなごうとする意識が高いんだと思う。
それに、ベジェリンは縦へのパスを狙っているのも分かります。ウォルコットへのパスが何本かありました。縦に抜けたときの右サイドからのクロスもいいものを持っていますね。ファーサイドにも蹴れるのがいいですよね。
いいね~(笑)。そして、一番ベジェリンの良さがでたプレーが3点目のシーンだよね。
ベジェリンは右サイドでエジルからパスを受けてるとワトフォードディフェンダーを一人交わしながら、ペナルティボックスに進入する動きをみせました。
それでラムジーへラストパスを送ったわけだけど、相手のディフェンスをギリギリまで引きつけていたのが良かったよね。
ベジェリンが2人のディフェンスを引きつけたおかげで、ゴール前にフリーのスペースができて、ラムジーは余裕をもってシュートすることができたんですよね。
ベジェリンはボールをペナルティエリア付近まで運べる能力があるのも特徴だよね。
そういうカットインの動きもうまいですね。アーセナルの右サイドバックを長くやっていたサニャは、クロスが抜群にうまくて評価が高かったけど、ベジェリンの評価もこれで高くなりそうですね。
サニャとは違う動きをするサイドバックだよね。縦に抜けてクロスを放り込むサイドバックとも違うね。
ワトフォードとの試合はベジェリンのプレースタイルがさらに分かりました(笑)。
サイドバックの役割は現代サッカーで驚くほど進化している!
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攻撃が得意な理由は?
ベジェリンは今シーズンアーセナルの得点チャンスを作っていますが、それが数字でも現れていました。
スカイスポーツのこの数値をみると、ベジェリンは、得点の期待が高まるような機会を多く作っているのが分かります。
これはディフェンダー同士の比較ですが、それ以外のプレーヤーと比較しても、カソルラ、エジルよりも数値が上回っていました。
なぜ、ベジェリンは、これほど攻撃に貢献できるんでしょうか?
ベジェリンはバルセロナの下部にいたときは、ウインガーだったようだね。アーセナルにきてディフェンダーにコンバートされたみたいだよ。
そう、スカイスポーツの記事にそう書いてあった。アーセナルのアカデミーで、ベンゲルが攻撃的なディフェンダーになるようにとリクエストしたんだね。
ということは、結果的にアーセナルに移籍したのが良かったということですね。
ベンゲルって、十代のの選手を育てるのがやはりうまいね。セスクと同じパターンだよね。
そうだね。さすがにベジェリンはバルサに帰りたいとは言わないだろうね。ベンゲルのおかげで今があると思うから。
そうですよね。アーセナルアカデミーには、ベジェリンのような選手がまだまだいるんでしょうね。
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