武藤嘉紀と香川真司がブンデスリーガが対決ということで注目が集まったマインツ対ドルトムント戦。
武藤は、この試合でもマインツのワントップとしてスタメン出場。
今回は、武藤嘉紀のマインツでのプレースタイルや印象について語ってみたいと思います。
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武藤嘉紀のマインツでのプレースタイル!
武藤嘉紀は、開幕戦は途中出場だったものの、2試合目からはスタメンで出場を継続。
ブンデスリーガで初得点となったのは、3試合目のハノファー戦で、2ゴールを決めました。
武藤のプレースタイルの特徴の一つに、ディフェンスラインの裏へのうまい飛び出しがあります。
ブンデスリーガで記録したゴールは、このプレースタイルがいきました。
ハノーファーとの前の試合では、裏へ抜けようとするもオフサイドになっていましたが、うまく修正してのゴールとなりました。
マインツの基本フォーメーションは、4-2-3-1で、武藤はワントップの位置で、得点をあげる責任を負っています。
しかし、ハノーファー戦の2得点を記録してからは、ここまでノーゴール。
いい動きもあり得点に絡むシーンもありながら、武藤は得点をあげられてない試合が続いています。
Missed penalty at one end, then @Mainz05en‘s Yoshinori Muto within inches of scoring at the other, 0-0 #M05FCB pic.twitter.com/0tCHqjVdry
— Bundesliga (@Bundesliga_EN) 2015, 9月 26
そろそろ、ゴールが求めらる中で迎えたドルトムント戦。
決定機を2度外す
この試合で、武藤には2度、ゴールを決められる決定的なチャンスがありました。
最初のチャンスが訪れたのは6分、左サイドにいたブラシスがボールをキープすると、オーバーラップでペナルティボックス左隅にベングトソンへパスが渡りました。
ベングトソンはダイレクトで中にボールを入れると、ゴール前には武藤がいました。
このとき、ドルトムントディフェンスはペナルティボックスの中に、大きなスペースを作ってしまいました。
武藤は、フリーの状態でシュートができる状態でしたが、外してしまいました。
武藤は、ベングトソンのラストパスにうまく足元で合わせることはできていました。
ただ、まったくプレッシャーがない状態で決めきれないのは、正直いってマインツにとって痛い。
2度目は、59分。
武藤は、ユヌス・マリのパスをペナルティアーク付近で、もらいました。
ドルトムントのフンメルスのプレッシャーがあるもうまく抜け出しましたが、目の前に飛び出してきたビュルキに止められてしまいましました。
抜け出しのタイミングもよく、マインツのトップ下のマリとの連携がうまくいったシーンでした。
これはビュルキの好判断もありましたが、決定機だっただけに惜しかったです。
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武藤嘉紀の課題は?
マインツは、マリがチャンスメーカーとして、活躍していますが、それほど多くのチャンスがあるわけではありません。
なので、武藤には少ないチャンスを確実にものにできる決定力がこれからの課題かなという印象。
そして、武藤が今後マインツで得点を多くとることができるかは、マリとの連携にかかっています。
ドルトムント戦でも武藤には、マリの動きを意識して、パスをもらおうとする動きがありました。
マリがドリブルで仕掛けるときに、武藤はドルトムントのディフェンスラインの間で飛び出すタイミングをはかっていました。
武藤とマリの連携や間合いが合うようになれば、ゴールの可能性は、増加するはず。
あとは、正確にボールを処理する技術も欲しいです。
ゴール前の武藤へドルトムントディフェンスの間を通したいいパスがありましたが、ファーストタッチをミスするというもったいないプレーがありました。
武藤がうまくボールをキープできれば、シュートにつなげられました。
武藤は、ドルトムントのソクラティスとの1対1でもフィジカルの強さをみせてくれたのは良かったです。
ドルトムントには特別といっていいほどの強いディフェンダーが揃っているので、武藤が今後ブンデスリーガでやっていくのことは、フィジカル的には問題ないでしょう。
まとめ
マインツ対ドルトムントの結果は、0-2でドルトムントの勝利。
マインツの失点は、ミスからでそれをショートカウンターで、確実に得点にできたドルトムントでした。
武藤はにとっては、相手がドルトムントだったということもあり、厳しかったかもしれないです。
でも、ドルトムント相手でもチャンスはあったから、今後の武藤に期待できるでしょう!
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