リーガ第10節、レアル・マドリードvsラス・パルマスをみていたら、試合終盤になって、ベニテス監督は若手選手を起用。
投入されたのは、20歳のマルコス・ジョレンテと18歳のボリャ・マヨライで、二人ともレアル・マドリードのカンテラ(下部組織)出身選手。
このまま生え抜き選手としてレアル・マドリードで将来を担うようになれるのでしょうか?
それとともに、マドリーの生え抜き選手は現在いるのかも気になったので調べてみました。
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レアル・マドリードの生え抜き選手
ラス・パルマス戦の若手について
ラス・パルマス戦の後半、マドリードの選手は全体的にペースダウンしているようにみえました。
ベニテスは「何をやっとるんじゃ~!お前ら行け~」という気持ちになり、選手たちを発奮させるために若手のマルコス・ジョレンテとボリャ・マヨライを投入したのかもしれません。
2人のうち最初に交代出場したマルコス・ジョレンテは、マドリード出身で、2008年13歳のときにカンテラに入りました。
2015年夏にトップチームに昇格し、リーガデビューは10月17日のレバンテ戦。
この試合でリーガデビューとなったのが、ボリャ・マヨライ。
マヨライもマドリード出身で2007年に下部組織に加入し、2015年1月にはリザーブチームでデビュー。
リザーブチームでは13試合に出場し、5ゴールを記録していました。
また、U17、19、21のスペイン代表としても活躍しているフォワード。
この2人は、成長できればいいんですが、選手層が厚いだけに厳しいところもあるでしょう。
でも、マドリーの生え抜きとして期待はされているはずです。
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現在のメンバーで生え抜き選手はいるのか?
レアル・マドリードのカンテラ出身とえば、イケル・カシージャスやラウル・ゴンザレスを思い浮かべます。
カシージャスは、レアル・マドリードにずっといると思っていたのに、ポルトへ移籍。
ラウルは、アトレィコのカンテラからレアル・マドリードのカンテラに移籍した経歴があるものの、レアル・マドリードの象徴的な存在でした。
でも、レアル・マドリードは銀河系軍団ともいわれるように、一流選手を移籍で獲得するので、カンテラ出身の選手が少ないのではというイメージ。
現在の主力メンバーを調べていると下部組織出身の生え抜き選手は、ナチョとヘセ・ロドリゲス。
ナチョは、2001年、11歳のときに下部組織に入りました。
トップチームデビューは、2011年4月。
ヘセは、2007年、14歳で下部組織に入り、2011年にはBチームのカスティージャでプレーしながらトップチームの試合にも出場していました。
そして、正式にトップチームに昇格したのは、2013ー14シーズンに入ってからでした。
ヘセはカンテラ出身として、マドリードでも期待されている選手になっています。
カンテラから戻ってきた選手たち
カンテラ時代をレアル・マドリードで過ごし、その後他のチームへ移籍後戻ってきた選手もいます。
キコ・カシージャ
カシージャは、ラス・パルマス戦に怪我で欠場したナバスの代役として出場していました。
レアル・マドリードのカンテラからエスパニョールへ移籍し、今シーズン戻ってきました。
一度は、レアル・マドリードBには昇格しているものの自由契約となった選手。
ダニエル・カルバハル
カルバハルは、カンテラからBチームに昇格し、2012年レヴァークーゼンへ移籍。
レヴァークーゼンでの活躍が認められ買い戻しオプションを行使し、レアル・マドリードへ2013年に復帰。
アルバロ・アルベロア
アルベロアはカンテラからトップチームに昇格するも出場機会がなく、デポルティーボに移籍。
その後、リヴァプールで活躍し、スペイン代表にも選出されていました。
2009年7月にレアル・マドリードに復帰。
ルーカス・バスケス
バスケスはカンテラからBチームまで順調に昇格するもトップチーム昇格にはならず。
2014年にエスパニョールへ移籍し、出場機会を得ると活躍し、2015年にレアル・マドリードに復帰しました。
まとめ
バルセロナが、メッシやイニエスタ、昨シーズンまでチャビがカンテラ出身で主力となって活躍しています。
それに比べると、レアル・マドリードでは生え抜きでスターになっている選手はやはり少ないというのが感想。
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