プレミアリーグ2015ー16最初のノースロンドンダービーは、1-1の引き分け。
この試合ではベンゲル監督の選手交代がうまくいって、アーセナルが同点に追いつきました。
ベンゲルは選手交代を含めた采配が遅い印象がありましたが、素早く動き采配的中といったところでしょうか?
今回は、ベンゲルの采配パターンとノースロンダービーについて語ってみたいと思います。
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目次
ベンゲルの采配パターン:2015-16シーズン
プレミアリーグ2015-16、これまでのベンゲルの采配パターンを振り返ってみます。
第1節:ウェストハム(H)
58分 コクラン → ウォルコット
67分 ドゥビュシー → チェンバレン
ウェストハムに前半1点を先制され、57分に追加点を取られたあとに選手交代。
攻撃的なウォルコットとチェンバレンを投入するもゴールをあげることはできずに敗戦。
第2節:クリスタル・パレス(A)
64分 コクラン → チェンバレン
74分 サンチェス → アルテタ
83分 エジル → ギブス
16分にジルーのゴールで先制するも28分に同点にされました。
55分にオウンゴールで逆転し、1-2として、勝利。
アルテタとギブスを投入したことで守りきろうとしたことが分かります。
第3節:リヴァプール(H)
73分 ジルー → ウォルコット
82分 コクラン → チェンバレン
ウォルコットを入れ展開を変えるとともに、チェンバレンを入れてより攻撃的にしましたが、結果は0-0の引き分け。
第4節:ニューカッスル(A)
70分 ウォルコット → ジルー
81分 チェンバレン → アルテタ
52分にオウンゴールで先制し、0-1で逃げ切り勝利。
ジルーで流れを変えて、アルテタを入れて守りきる展開。
第5節:ストーク・シティ(H)
75分 ウォルコット → ジルー
84分 エジル、サンチェス → アルテタ、チェンバレン
30分にウォルコットのゴールで先制し、リードを保ったまま選手交代。
ジルーが終了間際にゴールを決めて2-0で勝利しました。
第6節:チェルシー(A)
46分 コクラン → チェンバース
75分 サンチェス、エジル → チェンバレン、ジルー
53分に失点し、終了間際にチェンバースのオウンゴールで、2-0で敗戦。
この試合は46分にガブリエル、79分にカソルラが退場。
采配的に難しい試合でした。
第7節:レスター(A)
21分 フラミニ → アルテタ
77分 ラムジー → チェンバレン
80分 ウォルコット → ジルー
点の取り合いとなり、2-5の勝利。
フラミニの負傷でアルテタに交代しました。
57分に1-3となり、リード保ったままチェンバレンを投入。
92分にジルーが5点目をあげて、ダメ押しでした。
第8節:マンチェスター・ユナイテッド(H)
75分 ウォルコット、エジル → ジルー、チェンバレン
81分 サンチェス → ギブス
20分までにアーセナルが3点をとりリードを保ったまま選手交代。
試合は3-0で勝利しています。
第9節:ワトフォード(A)
64分 ウォルコット → ジルー
80分 サンチェス → チェンバレン
81分 エジル → アルテタ
62分に0-1としたあとに、ジルーを投入。
ジルーは68分に2点目となるゴール。
74分に0-3としてそのまま勝利。
第10節:エヴァートン(H)
81分 チェンバレン → フラミニ
89分 サンチェス → ギブス
前半に2点とり、その後1点を奪われるも2-1で勝利。
ベンゲルはなかなか動かない展開でした。
第11節:スウォンジー(A)
84分 ジルー、キャンベル → チェンバース、ギブス
92分 エジル → イオビ
73分までに0-3としてそのまま勝利。
すぐにチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘン戦を控えていることから、休ませる選手交代もあると思っていましたが、遅めの選手交代でした。
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ここまでの采配について
ベンゲルはアクシデントない限り、75分前後まで選手交代がないことが分かります。
ウォルコットが怪我で離脱するまでは、ジルーとの交代がパターンになっていました。
そのジルーは途中出場で、3ゴールを決めていましたが、ベンゲルにはここまで思い切った采配が少ない印象。
ノースロンドンダービーの采配
この試合は、32分にハリー・ケインのゴールでトッテナムが先制しました。
アーセナルはボールを支配する時間も長く、いい流れで攻撃をしていました。
ただ、右サイドのキャンベルとドゥビュシーからの攻撃にはいまいちなところがありました。
最初交代は後半が始まるとき、カソルラに変えてフラミニを投入。
試合をみていたときは理由が分からなかったんですが、あとで調べてみるとカソルラの体調が悪かったことでの交代でした。
これはアクシデントによる交代のパターンでした。
次は、いつもの時間74分にキャンベルからギブスへと交代。
もし、チェンバレンがいたらチェンバレンだったかもしれないです。
(その場合、チェンバレンがスタメンだった可能性が高いかもしれませんが・・・)
ギブスは左サイドバックが本職ですが、この試合は前目のポジション。
そして、交代から3分後、エジルのクロスからギブスが同点ゴールを決めました。
3人目の交代はドゥビュシーからアルテタへ交代。
ノースロンドンダービーでもベンゲルの采配はいつものパターンにあてはまるものでした。
ギブスをあのポジションで使ったのも怪我人が多いから使わざるを得ない状況でした。
怪我人が増えてから、スウォンジー戦でもギブスは同じような交代があったんです。
でも、ギブスのゴールは今のアーセナルにとっては大きなものでした。
結果は1-1でしたが、マンチェスター・シティと勝ち点差はないし、今のアーセナルの状態を考えれば、最高の結果はないけれど、悪い結果ではありません。
これからのベンゲルの采配に期待します。
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