サッカーの試合をみているとフリーキックの場面で、「9.15メートル」ということば出てきます。
これは、ボールを蹴る選手から9.15メートル離れなければいけないというルールですが、知らないことも。
今回は、知っているようで知らなかった9.15メートルについて基本知識をまとめみました。
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9.15メートルの基本知識
フリーキックでは主審が、キックの位置を指示してそこから9.15メートル離れたところに壁を作るような場面があります。
主審は歩幅で9.15メートルを測っていますが、なぜ9メートルとか10メートルではないんでしょうか?
これは、サッカー発祥のイングランドがメートル法ではなく、ヤード法だったことに由来しています。
1ヤード(yard)は、約0.9144メートルなので、「10ヤード≒9.15メートル」になっています。
ちなみに、ピッチサイズはFIFAが決めたからメートルで半端になっていません。
ペナルティアークの意味
これも9.15メートルが関係しています。
ペナルティエリアは、ゴールキックやPKのときは敵の選手が入れないというのがルール。
PKを蹴るマークから半径9.15メートルを測るとペナルティエリアからはみ出してしまう部分があります。
その部分の丸い曲線になっているところがペナルティアーク。
なので、PKのときはペナルティアークにも入ってはいけないということになります。
それから、コーナーの近くにもゴールラインとサイドラインに短い線があります。
これも9.15メートルのところにあって、コーナーキックのときに相手の選手が近づかないようにするための目安になっています。
本当は、ペナルティアークのような丸い曲線があればわかりやすいんですが、大きすぎて邪魔になるから、短い線をライン上に書いているんでしょう。
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センターサークル
キックオフのときにボールをセットするところから、半径9.15メートルも相手の選手は入ってはいけません。
そこにあるのは、センターサークルで、もちろんこれは半径9.15メートルの円になっています。
ちなみに、味方の選手は何人はいっても構いませんが、多く入るメリットはあまりないので、大体二人です。
まとめ
このようにサッカーのピッチ上にあるラインにはいろんな意味があります。
これは主審がコーナーキックやPKのときにわざわざ9.15メートルを測らなくていいようにするためです。
なので、時間のロスにもなりません。
9.15メートルはフリーキックのときの壁をつくる距離くらいしか意識していませんでした。
ピッチ上にはいろんなところに9.15メートルがあることが分かりました。
知っているようで知らなかった基本知識でした。
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