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サッカー

サッカーの4-4-2についてシメオネの戦術から考えてみた

サッカーのフォーメーションにはいろいろとある中で、私は「4-4-2」が好きです。

4-4-2といえばプレミアリーグですが、最近は減ってきました。

ファーガソン時代のマンチェスター・ユナイテッドでは、サイドハーフがすごいハードワークをしていておもしろかった。

最近では、アトレィコ・マドリードのシメオネがやっている4-4-2に魅力を感じています。

というわけで、今回は、サッカーの4-4-2とシメオネの戦術について語ってみたいと思います。

 

 

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サッカーの4-4-2について

4-4-2では、ディフェンス4枚、ミッドフィルダー4枚、フォワード2枚をピッチ上に配置します。

 

4-4-2をみるポイントは、ミッドフィルダーとフォワード同士のそれぞれの関係。

中のミッドフィルダーを攻撃と守備で明確に分ければ、ダイヤモンド型になるし、分けなければフラットな並びになります。

あとは、フォワードの2枚を横に並べるのか、一人がちょっと下がって縦に並べるのかという関係も気になります。

 

私が、好きなのはフラットな並びで、フォワードが横並びな状態です。

とはいっても試合中ずっとこのままということはなく、状況に応じて選手のポジショニングが変わります。

そこで、魅力的なのが、シメオネの4-4-2と戦術。

Simeone Mecz po meczu

シメオネの4-4-2について

2015-16リーガ第8節、レアル・ソシエダ対アトレィコ・マドリードでは、先制点をとってしまうとアトレィコが強さを発揮する特徴が出ていた試合でした。

この試合では、前半9分にグリーズマンが先制ゴールをあげて、リードするとアトレィコの守備がより強固なものになりました。

試合終了間際に、追加点をあげたアトレィコが、0-2で勝利。

 

これを可能したのもシメオネの戦術と4-4-2。

ソシエダ戦のメンバーと役割は、以下のようなものでした。

 

フォワードは、グリーズマンとジャクソン・マルティネス。

攻撃のときは縦関係になり、グリーズマンが下がってボールをもらったり、ドリブルで前にボールを運ぶ役割。

守備のとき、2人は横並びでブロックを作り動きがありました。

 

ミッドフィルダー並びは、中2枚は、ティアゴとガビで、左サイドにコケ、右サイドにコレア。

中2枚は、ティアゴが守備的で、ガビが中盤から前線へボールをつなぐ役割。

コケやコレアは、サイドバックの連携で、ボールをつないだり、中に入ってチャンスメークする動きがありました。

ミッドフィルダーがフラットに並ぶので、強固な守備ブロックをつくることができていました。

 

ディフェンスは、左からフィリルイス、ゴディン、ヒメネス、ファンフラン。

サイドバックはオーバーラップをしても簡単にクロスを入れずに、短いダイレクトパスをつないだり、カットインしたりする動きがあります。

左サイドバックのフェリペルイスが、サイドからソシエダ陣内に進入するとグリーズマンやコケはパスを受けやすいポジションに移動。

そこでのパス交換からチャンスになるシーンがありました。

 

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特徴的だったシメオネの戦術

ソシエダ戦で特徴的だったのが、アトレィコ陣内に攻め込まれたときは、フォワードの2人がペナルティボックス付近まで下がっていたこと。

通常は、カウンター攻撃をするためにフォワードが一人前線に残っていますが、全員が自陣での守備をするシーンがありました。

また、ソシエダが自陣でボールをキープすると、フォワードの激しいプレスとそれに連動した中盤の動きがあってボールを奪おうとするのも特徴的です。

この強固な守備を作り上げているのは、シメオネの戦術じゃないでしょうか?

 

そして、これを可能しているのが、グリーズマンの守備の貢献度の高さです。

グリーズマンのプレースタイルや守備における貢献度について

グリーズマンは、シメオネの戦術において、ものすごく重要なピースになっています。

 

課題は、グリーズマンとコンビを組むもう一人のフォワード。

今回は、ジャクソン・マルティネスでしたが、ボールをキープしたときに、次のどうすればいいのか迷いがあるシーンがありました。

グリーズマンとうまく連携がとれるフォワードが現れるのか・・・?

サイド攻撃の有効性についてアトレィコの崩しから考察

 

まとめ

シメオネの4-4-2は、守備のときはフラットになり、綺麗なライン2列できるのがいいです。

ポゼッションを上回れられても気にしないのもシメオネの特徴でしょうか?

最近少なくなってきた4-4-2ですが、シメオネの4-4-2はさらに魅力的なものに感じました。

 

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