三井住友VISAデビュープラスカードとアミティエはどちらにメリットが多い？

三井住友VISAカードには女性だけが申し込めるアミティエカードがあります。初めてクレジットカードの候補の一つでもありまが、デビュープラスカードとはどのような違いがあるのでしょうか？

三井住友VISAデビュープラスカードとアミティエを比較！

デビュープラスカードとアミティエには、申込者対象が学生と学生以外の方というように、それぞれ2種類のカードがあります。「学生」と「学生以外」では年会費などの違いがあるため、「学生」、「学生以外」と分けて比較しています。

学生

	デビュープラスカード 【学生】	アミティエカード 【学生】
申し込み対象	◎満18歳～25歳までの学生 （高校生は除く） ※未成年の方は親権者の同意が必要	◎満18歳以上の学生 （高校生は除く） ※未成年の方は親権者の同意が必要
年会費	◎初年度無料 ◎2年目以降　1,250円(税抜き) ※年一回の利用で年会費無料	◎在学中無料
旅行障害保険	なし	◎海外・国内旅行傷害保険 ◎最高2,500万円
ショッピング補償	年間100万円	年間100万円
ポイント還元率	◎1.0% ◎ワールドプレゼントポイント ◎利用金額1,000円（含む消費税等）⇒２ポイント ※入会後3ヶ月は5ポイント ◎1ポイント＝5円相当	◎0.5%～1.0% ◎ワールドプレゼントポイント ◎利用金額1,000円（含む消費税等）⇒１ポイント ◎ケータイ利用料金1,000円（含む消費税等）⇒２ポイント ◎1ポイント＝5円相当
利用可能枠	◎総利用枠 ⇒10～30万円 ◎カード利用枠（カードショッピング） ⇒10～30万円 ◎リボ払い・分割払い利用枠 ⇒0～30万円 ◎キャッシング利用枠 ⇒0～5万円	◎総利用枠 ⇒10～30万円 ◎カード利用枠（カードショッピング） ⇒10～30万円 ◎リボ払い・分割払い利用枠 ⇒0～30万円 ◎キャッシング利用枠 ⇒0～5万円

 

学生以外の方

	デビュープラスカード 【学生以外の方】	アミティエカード 【学生以外の方】
申し込み対象	◎満18歳～25歳までの方 （高校生は除く） ※未成年の方は親権者の同意が必要	◎満18歳以上の学生 （高校生は除く） ※未成年の方は親権者の同意が必要
年会費	◎初年度無料 ※インターネットネット入会が必要 ◎2年目以降　1,250円(税抜き) ※年一回の利用で年会費無料	◎初年度無料 ※インターネットネット入会が必要 ◎2年目以降　1,250円(税抜き)
旅行障害保険	なし	◎海外・国内旅行傷害保険 ◎最高2,500万円
ショッピング補償	年間100万円	年間100万円
ポイント還元率	◎1.0% ◎ワールドポイント ◎利用金額1,000円（含む消費税等）⇒２ポイント ※入会後3ヶ月は5ポイント ◎1ポイント＝5円相当	◎0.5%～1.0% ◎ワールドプレゼントポイント ◎利用金額1,000円（含む消費税等）⇒１ポイント ◎ケータイ利用料金1,000円（含む消費税等）⇒２ポイント ◎1ポイント＝5円相当
利用可能枠	◎総利用枠 ⇒10～80万円 ◎カード利用枠（カードショッピング） ⇒10～80万円 ◎リボ払い・分割払い利用枠 ⇒0～80万円 ◎キャッシング利用枠 ⇒0～50万円	◎総利用枠 ⇒10～80万円 ◎カード利用枠（カードショッピング） ⇒10～80万円 ◎リボ払い・分割払い利用枠 ⇒0～80万円 ◎キャッシング利用枠 ⇒0～50万円

 

デビュープラスカードにメリットが多い！

デビュープラスカードとアミティエカードの大きな違いは次の4項目です。

優劣をまとめると次の表のようになります。

学生

	デビュープラスカード 【学生】	アミティエカード 【学生】
年会費	△	△
還元率	○	×
旅行傷害保険	×	○
将来性	○	△

 

学生以外

	デビュープラスカード 【学生以外の方】	アミティエカード 【学生以外の方】
年会費	○	△
還元率	○	×
旅行傷害保険	×	○
将来性	○	△

 

アミティエカードにもメリットがありますが、総合的にみるとデビュープラスカードにメリットが多いです。それぞれの項目を詳しく説明していきます。

年会費

学生の年会費はデビュープラスカードもアミティエカードも在学中は無料なので違いはありません。

学生以外の方の年会費はデビュープラスカードは実質無料です。アミティエカードは年会費がかかりますが、条件付きで割引、無料になります（WEB明細書の利用やマイペイすリボに登録など）。

マイペイすリボの登録に抵抗がなければ年会費の違いはありません。しかし、デビュープラスカードは2年目以降も年一回のクレジットカード利用で年会費が無料になります。

ほぼ無条件で年会費が無料になるためデビュープラスカードの方が良いですね。

還元率

デビュープラスカードは1,000円の利用で2ポイントのワールドプレゼントポイントが付与されます。アミティエカードは通常のポイントが1,000円で1ポイントです。ただ、携帯電話の利用料のみポイントが1,000円で2ポイントあるだけです。

ワールドプレゼントは1ポイントが約5円相当の価値があります。デビュープラスカードは１％、アミティエカードは0.5％です。

還元率に関してもデビュープラスカードの方にメリットがあります。

傷害旅行保険

アミティエカードには国内と海外旅行で次のような保険が付帯しています。

国内旅行保険（学生、学生以外の方共通）

担保項目	保険金額
傷害死亡・後遺症	◎自動付帯　300万円 ◎利用条件分　1,700万円 ◎合計　最高2,000万円

 

海外旅行傷害保険（学生、学生以外の方共通）

担保項目	保険金額
傷害死亡・後遺症	◎自動付帯　300万円 ◎利用条件分　1,700万円 ◎合計　最高2,000万円
疾病治療費用 （1事故の限度額）	◎100万円
傷害治療費用 （1疾病の限度額）	◎100万円
賠償責任 （1事故の限度額）	◎2,500万円
携行品損害 （自己負担：1事故3,000円） （1旅行中かつ1年間の限度額）	◎20万円
救援者費用 （1年間の限度額）	◎150万円

傷害死亡・後遺傷害の利用条件分とは、日本を出発前に旅行費用などをクレジット決済した場合などに適用されるものです。

ただし、アミティエカードに付帯している旅行傷害保険ではいざというときの保険金額が足りないところもあります。

例えば、海外旅行傷害保険の「疾病治療費用」です。もし、海外で腹痛が起きて「盲腸」と診断され手術を受けたら、250万円くらい費用がかかる国もあります。アミティエカードには、疾病治療費用が100万円ありますが、不安ですね。

なので、アミティエカードに付帯している保険は「ないよりましかな～」という印象です。とは言っても、保険がまったく付帯していないデビュープラスカードよりは優っている点ではあります。

将来性

三井住友VISAカードは何種類もあります。その中には、支払いの遅延など問題がなく利用すれば、グレードが上がっていくカードがあります。デビュープラスカードもそのようなカードです。

アミティエカードにはグレードが上がっていくようなことはありません。この点でデビュープラスカードの方が将来性があると言えますね。

デビュープラスカードを利用している方は26歳になると、デビュープラスカードからプライムゴールドカードへ切り替えられます。プライムゴールドカードは20代限定のゴールドカードです。

ゴールドカードになれば、ステータス性でも一目置かれるクレジットカードになります。デビュープラスカードにはなかった旅行傷害保険や空港ラウンジサービスなど特典も充実しています。

将来的にゴールドカードを持ちたいと思うのであれば、デビュープラスカードを申し込み、プライムゴールドになるのを待つも一つの方法です。そして、プライムゴールドカードは30歳になったらワンランク上のゴールドカードになります。

三井住友VISAカードの魅力は、クレジットカードを育てていけるところです。あなた自身の成長をクレジットカードの変化で感じられるようになれますよ。

デビュープラスカードのデメリットは2枚持ちでカバーできる！

デビュープラスカードとアミティエカードを比べたときのデメリットは、旅行傷害保険がないということです。しかし、このデメリットはクレジットカードを2枚持ちすることで解消が可能です。

例えば、エポスカードは年会費無料で海外旅行保険が付帯しています。

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エポスカードは丸井グループが発行しているクレジットカードです。

エポスカードを持って海外旅行に行くと、保険が付いてきます。自動付帯なのでエポスカードの利用の有無に関わらず、万一のときは次のような補償があります。

保険の種類	最高補償額
死亡後遺障害	500万円
傷害治療	200万円
疾病治療	270万円
携行品損害	20万円
賠償責任	2,000万円
救援者費用	100万円

万一、海外旅行で食事が合わず入院して治療や手術を受けたときなど、最高で270万円まで補償されます。ちなみに、アミティエカードではこの部分の補償100万円でした。

観光中に誤ってデジカメを壊してしまったなど携行品の損害も補償してくれます。

三井住友VISAデビュープラスカードには海外旅行保険は付帯していないのがデメリットです。エポスカードを持っていれば、デビュープラスカードの欠点をカバーすることもできますね。