初心者のためのサッカー観戦講座

サッカーのクロスについてエジルの蹴り方から考察

サッカー中継などで、クロスの蹴り方をみているとどんな意図があるのか分からないし、適当にクロスを上げているのでは?と思うことがたまにあります。

逆に、アーセナルのエジルのように、いいクロスを蹴って得点になると、さすがだなと思うことも。

今回は、サッカーのクロスについてエジルの蹴り方から語ってみたいと思います。

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サッカーのクロスについて

サッカーではサイドからの攻撃が有効で、クロスの質が高ければ得点になる確率が増します

ゴール前に味方の選手がたくさんいれば、適当にクロスを上げてもゴールになることもあります。

理想は、ニアサイド、ゴール正面、ファーサイドと3人の味方選手がいることですが、そんなことはめったにありません。

そこで必要になってくるのが、少ない味方の選手にピンポイントでボールを送ることができるクロスの精度

 

エジルのクロスは質が高い!

 

アーセナルのエジルは、状況に応じて質の高いクロスを出すことができるプレーヤーです。

15-16シーズンのプレミアリーグ第10節、アーセナル対エヴァートンで、エジルのクロスからジルーがフリックヘッドで得点を決めたシーンが非常に印象的でした。

ジルーが頭でボールを後方へかすらせたシュートもうまかったのですが、やはりそこへクロスを出したエジルのボールの蹴り方が素晴らしいものでした。

 

このシーン、エジルが左サイドからクロスを上げようとしたとき、ペナルティボックスの中にいたアーセナルの選手はジルーだけでした。

エバートンの選手は、5人がボックス内にいて、そのうち3人がジルーの近くにいました。

エジルは、ゴールキーパーとエバートンのディフェンダーの間にクロスを出し、そこに向かって走ってきたジルーが軽くジャンプをしてヘディングで決めたゴール。

 

エバートンの守備の人数もそろっていたし、うまくクロスをあげないと得点につなげるのは難しい状況でしたが、エジルのクロスの質とジルーの特徴が活かされていました。

あの場所しかいないというエジルのピンポイントのクロスが冴えたシーンでした。

 

このように精度が高いクロスを蹴ることができれば、ゴール前に味方の選手が一人で、相手のディフェンダーが揃っていても得点になることを実感しました。

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エジルのクロスの蹴り方

エジルのクロスの蹴り方をみていると軸足が安定していてフォームが非常に綺麗なのが分かります。

ボールをキックするときに重要なことは軸足の踏み込み

エジルは、パスをもらうとすぐに自分が得意なところにボールをコントロールしていました。

そうすることで、ボールを蹴るときにうまく踏み込むことができていたから、ボールへ十分な力が伝わっていたのだと思います。

 

それから、エジルには状況に合わせた判断力の素晴らしさもあります。

ジルーは身長もあり、ヘディングがうまいプレーヤーだったということもあり、エジルはあのシーンでクロスを蹴るという判断をしたのでしょう。

ジルーのプレースタイルについてはこちらをご覧下さい!

 

実は、あの場面、ゴール前にはチェンバレンがフリーでいたので、そちらにパスを出すという選択肢もあったはず。

それから、オーバーラップしてきたベジェリンに縦パスを出して、エジルがペナルティボックスの中に入り、ベジェリンのクロスを待つこともできたと思います。

しかし、それらを選ばずにジルーにクロスを出したのは、エジルの判断力の良さとクロスの蹴り方に自信があったからに違いありません。

 

何本クロスを出してもまったく点になる可能性を感じないときもありますが、エジルのような選手が一人いればたった一つのクロスが点になることもあります。

サッカーでクロスを蹴るときは、質とともに、クロスを受ける相手や状況をうまく見極める判断を瞬間的にしなければならないとエジルのクロスみて思いました。

 

エジルは現在プレミアリーグでもっともアシストが多いというのも、このようなシーンをみると納得です。

エジルのアシストからゴールをゲットした選手の内訳

エジルのプレースタイル!アシスト数をマドリー時代と比較!

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